❖HASSELBLADフィルム写真も久しぶり [自然・風景(中・大判)]
6月のある日、琵琶湖畔の夕景撮影に久しぶりのHASSELBLADがお出ましでした。
比良連峰の空に浮かぶ雲の様子が面白く~刻々と変化する様子に一喜一憂しながら日没まで追いかけましたが、デジタルにない中判フィルムによる深い色合いの空模様が表現できました!
『びわ湖~夕雲彩々』(by HASSELBLAD C/M + Zeiss Planner 80mm)
◆美山茅葺の里でHASSELBLAD撮影&スキャン画像 [自然・風景(中・大判)]
ここのところ、暇を見てはブローニーフィルムの遡りスキャンをやっていますが、5月26日昔の若い仲間の写真展(京都府園部)を訪れて、その帰路に訪れた京都府下美山茅葺の里で撮影したフィルム(ベルビア100)スキャン画像をアップしています。
因みに、この遡りスキャンに関してはHASSELBLAD撮影作品優先で進めており、対象作品は全てデジタルデータ化が完了しました。
今回アップの作品は、園部からそのまま栗東に帰るにはもったいないと立ち寄ったお馴染み美山の里風景ですが、HASSEL特有とも言える発色の良い風景画となりました。
『美山里山美色;三景(by HASSELBLAD C/M+PLANAR 80mm F2.8)
6×6フォーマットのピックアップスキャンを全て終え、4×5カメラに装着して撮影した69フィルムも完了、目下最も対象の多い67、68(68はMamiya 67DB撮影)フィルムの遡りスキャンを実行中ですが、こちらはこの先ずいぶん時日を要しそうですね、、、。
◆ハッセルブラッドでミツマタの花園を(岡崎市) [自然・風景(中・大判)]
新城市でのミツマタ風景撮影の後移動した岡崎市のミツマタ群生地では、時折射し込む陽光が花園を照らしながら流れていく、そんな情景にここぞとばかりハッセルブラッドを多用していました。
フィルムはEpsonGT-X970でスキャンしていますが、この時は新購入のフィルムホルダーは使っていませんでした。
***吹田駅~通勤バス中~投稿***
①新城市:by HASSELBLAD/EPSON GT-X970
②~⑤岡崎市:by HASSELBLAD/EPSON GT-X970
現在中判フィルムカメラはハッセルブラッド一本になっていて、Mamiya645ProTLに始まり、Mamiya67DBPro、Pentax67Ⅱと変遷したカメラも今は手元にありません。
中判69については、手持ちの大判カメラ用フィルムホルダーを用いての撮影が可能で、しかもアオリ機能を使ってのピント合わせが出来ます。
◆久しぶりの大判フィルムカメラ4×5(シノゴ)の出番(朽木・初秋の里風景) [自然・風景(中・大判)]
9月10日、久しぶりの大判カメラ出番でしたが、新緑の朽木おにゅう峠を撮影して以来3ヶ月ぶりでした。
4×5クイックローダーによるフィルム装填ができなくなって、初めてシートフィルムを自分でシートホルダーに装填して二度目の撮影ですが、今回は4枚のシートフィルムを2枚のホルダーに装填して約1.5カ月保管中だったのでその有効性を気にしていましたが、結果は良好でした。
とにかく撮影時間が十分に取れず、伊賀市の写友の誘いにも中々応えられないための琵琶湖周辺の近場撮影が中心ですが、湖西朽木の里風景を巡ってみました。
手順を追ってカメラをセットし、冠布を被ってピントを合わせ、フィルムホルダーを装着した後スポットメーターで露光条件を決める、そんな一連のプロセスが楽しくて、大判カメラ撮影が止められない。
『初秋のススキ原』(針畑川;by ToyoField 45AⅡ/Scan by Epson GT-X970)
『里山の初秋』(朽木街道;by ToyoField 45AⅡ/Scan by Epson GT-X970)
大判カメラ次の出番は果たして??
◆大判4×5(シノゴ)シートフィルムの初装填、初撮りを [自然・風景(中・大判)]
大判カメラを始めて以来、フィルムは富士のクイックロードを使用していました。
その便利さに慣れ親しんでいたところに突然生産・販売中止の情報が入ってきましたが、クイックロードの手持ちがあったのでそれほど問題視していませんでした。
でも、その手持ちも尽きてきて、遂にシートフィルムを使用せざるを得なくなったため、初体験のダークバッグを使ったフィルム装填を行い、先日の同好会EX5の撮影会時に初撮影を行いました。
フィルム装填は、文字通り手暗がり、手探りでの作業で、明るいところで事前の練習はしていても、やはり本番は緊張の中の作業でした。
今日、その現像が上がり、シートフィルム装填の経験がある最寄りのカメラのキタムラ店長にも確認してもらい、問題ないとの評価で安心し、自宅でスキャンしましたので、早速ブログアップしました。
『ノウルシの花園』(高島市新旭町;by ToyoField 45AⅡ)
とにかく初の体験ですから、結果がどうかと心配していましたが、すっかり自信が持てましたねえ!
とにかく、近景から遠景までアオリを使ってピントを合わせた、私のこだわり写真、奥行きの深い、広がり感のある風景写真が継続して撮影できる見通しが立ちました。
◆『美しい近畿100景選抜展』に選ばれました [自然・風景(中・大判)]
私の大判(ToyoField 45AⅡ)作品が『美しい近畿100景選抜展』(主催;美しい近畿100景選抜展実行委員会/後援;日本風景写真協会、国土交通省)に選抜されました。
その作品は、この冬、滋賀県近江八幡市西ノ湖で撮影した作品で、葦(ヨシ)原の雪景色でした。
この選抜展は8月2日(金)から8月8日(木)の期間、「富士フィルムフォトサロン大阪」で開催されますが、その案内をします。
◆大判4×5に6×9フィルムホルダーを装着して [自然・風景(中・大判)]
慌ただしい中でも大判カメラにこだわってみましたが、4×5フィルムで撮影した後「トヨ6×9フィルムホルダー」を装着しての撮影でした。
中判フィルムですが大判カメラのアオリ機能を使っての撮影になりますので、パンフォーカスなピント合わせは容易ですね、、、。
『新旭ノウルシの原』(by 69フィルムホルダー/4×5カメラ本体)
『山添村茶畑と柿の木』(by 69フィルムホルダー/4×5カメラ本体))
今回フィルムスキャンにはフィルムホルダーを使いましたので、スキャン時のピントの問題が出ているようです。
現在このどちらの風景も4×5フィルムについてはプリント中ですが、ダイレクトプリントが無くなっているので「RPネオプリント」で依頼しています。
このプリント方式は今後のフィルムプリントの主流ですので、その仕上がりについては経験を積んでいきたいと思います。
◆HASSELBLADモノクロ&カラーフィルムの世界 [自然・風景(中・大判)]
先の記事で紹介した「比良冠雪」の風景、さらにその先の「西の湖ヨシ原」の冬景色は、ハッセルブラッドによるモノクロ、カラーフィルム撮影をしていましたが、昨日現像が上がりましたので、その一部をアップします。
フィルム事情は大判4×5クイックロードの生産、販売終了、銘柄の縮小、そして今度は値上げと厳しい変動を続けていますので、この先の展望が大いに不安になるところです。
私の風景写真では今もかなりのウェイトを占めているフィルム写真は、この先ただデジタルとセットで撮るだけではなく、そのあり方を自分なりに整理していきたいと考えています。
とはいいながら、この2、3月は近江八幡市の西の湖冬景色、守山市の湖岸風景を大判(4×5)、中判(ハッセル)フィルム撮影を重ねていました。
『ヨシハラ湿原冬景色』(西の湖;by HASSELBLAD C/M ベルビア100F)
『ヨシハラ湿原冬景色』(西の湖;by HASSELBLAD C/M NEOPAN ACROS)
『冠雪の比良連峰』(琵琶湖岸;by HASSELBLAD C/M ベルビア100F)
『冠雪の比良連峰』(琵琶湖岸;by HASSELBLAD C/M NEOPAN ACROS)
モノクロフィルム撮影は、中々消費するチャンスが無く、今回カラーとセットで撮影しましたが、この種の自然風景にはモノクロは合わないのでしょうか、、、。
古い街並み、史跡(城跡や神社仏閣など)撮影に合うのでしょうか?
はたまた、自身の技量の問題なのかも知れませんが、4年前、杉浦正和氏のモノクロ写真展『麗春』を訪れた時に感じたある種の憬れもあって、これからも色々撮ってみたいですね、、、。
下のURLは、その時の私のブログ記事です。
http://dynamichide-photo2.blog.so-net.ne.jp/2009-02-22
◆久しぶりの大判カメラ出番は冬枯れの西の湖ヨシ原 [自然・風景(中・大判)]
去年の紅葉の秋も大判カメラでと思いつつ、中々気に入った被写体、撮影チャンスもないままに過ごしてしまい、遂にその大判の出番がありませんでした。
広大で空気感豊かな被写体、その中に佇む自分の存在感、そんな情景が私の大判カメラによる風景写真撮影のコンセプトっていうか憧れですから、どうしても選んでしまうんです。
今年に入って同好”EX5”メンバーを案内した近江八幡市西の湖のヨシ原は、以前から何度か訪れていますが、私にとっては大判カメラを向ける絶好のポイントだったんですが、今年三度目の訪問でやっと少ないながらも雪景色に出会い、大判カメラを向ける気持ちが盛り上がりました。
『枯野寂寥』(西の湖;by Toyo Field 45AⅡ/Fujinon-W 125mm F5.6)
道路わきにコンクリート製のガードレール(?)が有って、その上にスタンスをとって三脚の足を最大限伸ばしての撮影です。
持参の脚立を使うことなく比較的ハイアングルでの撮影ができましたが、右の大きな木と左の小さな木の両方にピントを合わせるべく大判カメラの特徴である「スィング」機能を使った試みが今一つうまくいきませんでした。
経験不足ですね、、、。
でも大判カメラのさらなる挑戦課題が見えて、それはそれなりの収穫と考えています。
この冬、未だ雪が期待できますのでその時は再挑戦ですね!
◆ハッセルブラッドで押さえた山添村残り柿の里 [自然・風景(中・大判)]
先日の奈良県山添村の残り柿の里風景を中判フィルムカメラHASSELBLADでも押さえました。
この冬、二度目に訪れた当日は強風のため大判カメラでの撮影は止めましたが、どうしてもフィルムで押さえておきたくHASSELBLADの出番となり、今日そのフィルム現像が上がりましたので早速スキャンして画像をアップしました。
ただ一つ心残りは、ちょっと出足が遅く雪の里山が撮れなかったことで、地理条件も熟知した来年、いや今年12月かもしれませんが今一度チャレンジしましょう!
『リバーサルフィルムの世界』(山添村;by HASSELBLAD/ベルビア100F)
なお、フィルムのRPダイレクトプリントがなくなったこともあり、代わりに出てきた「RPネオ」(デジタル処理)のプリントを一度試したいと、今回のフィルムでプロラボの処理を初体験してみたいと思います。