◆落ち椿で有名な花の寺『興聖寺』(湖西朽木) [神社・仏閣]
5月3日、久しぶりの奥さんサービスを兼ねて名残りの桜を求め、湖西の山間を走る国道367号線、通称鯖街道を北上しました。
残念ながら街道沿いの桜は殆ど終わっていたので、家内にとっては初めての『関西花の寺二十五カ所』の内の第十四番『興聖寺』を訪ねることにしました。
入山料¥300-/人を支払って同寺の本尊(釈迦牟尼如来)を拝観した後、老椿(藪椿)で有名な足利庭園を見学しました。
『紅白椿』(足利庭園;by NikonD700)
1本の幹に紅白の八重椿が花を付けている珍しい椿ですが、落ち椿で有名な老椿(やぶ椿)ではありません。
『石楠花』(興聖寺;by NikonD700)
境内本堂横に咲く石楠花が満開でした。
足利庭園を染めるやぶ椿の落花はもっと盛んになるんですが、今回は少し早目でした。
ベストタイミングが結構難しいので、お出かけの方は同寺に電話で確認(☎;0740-38-2103)するのがお奨めです。
◆京都市内・禅寺『相国寺』、『承天閣美術館』を訪ねて [神社・仏閣]
日曜日午後、少し時間があったので『京都府立植物園』で梅と椿の花でも撮影しようと出かけましたが、正門前の駐車場が満車で、入場待ちの車の行列ができていました。
夕刻までに自宅に帰る必要があったため植物園の入場をあきらめ、帰路の京都市内通行中に『相国寺』(しょうこくじ)の案内板を目にして訪れることにしました。
ところで相国寺に興味を惹かれたのは『平相国(平清盛)』ゆかりの寺を思ってのことでしたが、全く関係ないことがわかり誠に勉強不足でした!
因みに『相国』とは国政を相(たす)ける人の意(しょうこく〔シヤウ〕)で、
① 中国で、宰相のこと
② 太政大臣(だじょうだいじん)・左大臣・右大臣の唐名
でした。
なお境内の『承天閣美術館』では書画と工芸の名品(本山相国寺、金閣寺、銀閣寺他の塔頭寺院に伝わる美術品)展が開催されていましたので見学をしました。
『相国寺所在地』
京都御苑の北側、今出川通に沿って並ぶ同志社大学舎の間に北方に向かって総門へ続く参道口があります。
総門までの舗装路は、両側に大学のシンボルとなっている赤レンガの建物が続いています。
相国寺の本尊は釈迦如来です。
開基(創立者)は室町幕府三代将軍の足利義満で、開山は夢窓疎石と伝わります。
南北朝の争乱を経た天授4年・永和4年(1378)、義満は政庁を兼ねた邸宅「室町殿」を5年の歳月をかけて完成しています。
◆冬寒の京都・南禅寺を訪れました [神社・仏閣]
北野天満宮からの帰路、滋賀に向かう途上で『南禅寺』を訪れました。
南禅寺は有名な『三門』をくぐり境内に入ります。
この三門は、歌舞伎の「楼門五三桐」の石川五右衛門の『絶景かな、絶景かな!』がよく知られていすが、五右衛門は門の再建される34年前に刑死しているので史実ではなく伝説とされています。
この日も、楼上には多くの観光客が京都の絶景に見とれていました。
今回の南禅寺訪問の主目的は水路閣の下見でしたが、せっかくの南禅寺ということで、その境内を巡ってみました。
春や秋の観光シーズンは混雑が予想され、ここまでゆっくり巡ることができないかも知れませんが、広大な南禅寺境内を終日かけて訪れてみる値打ちがあるところですね。
『縁結びの松』(最勝院;by NikonD700)
画像は境内、最勝院の本堂前にある縁結びの松です。
樹齢300年といわれる百日紅(サルスベリ)の木の中に樹齢100年といわれる松の木が生えて一体化したものです。
『南禅院』(by NikonD700)
今日は時間の都合で『南禅院』内部には入りませんでした。
◆孫の合格祈願のため北野天満宮を訪れました [神社・仏閣]
今日、孫の高校受験合格祈願のため京都『北野天満宮』を訪れました。
さすが学業の神様だけあって多くの参拝客が訪れていて、本殿の参拝には行列ができていました。
北野天満宮は菅原道真を祀った神社で、北野の天神さん(てんじんさん)として知られています。
菅原道真は学問の神さまとしても知られ、受験生などの祈願、絵馬の奉納が絶えません。福岡の太宰府天満宮とともに天神信仰の中心です。
北野天満宮では毎月25日に天神さんと呼ばれる市が催されます。
特に梅が咲き誇る2月25日は梅花祭といわれるお祭りがあり、上七軒の芸妓さんによる野点も行われます。
参拝の後、境内に咲き始めた梅の花を撮影しましたが、梅園の方は紅梅が咲き始めていたようですが、まだ盛りには少し時間があるようでした。
『天満宮(天神さん)エントランス』(by NikonD700)
『天神さん近くの食事処』(by NikonD700)
ここで昼食をとりました。
◆近江神宮と時計館・宝物館を訪れて [神社・仏閣]
今日の午後、家内が書『献書祭(※1)』の用件で近江神宮へ行くというので、その送迎を兼ねて私も同社を訪れました。
『近江神宮』は、千三百年昔の都、近江大津京の旧跡に鎮座しています。
祭神は第38代・天智天皇(626-671)で、皇紀2600年を記念して昭和15年(1940)に大津京にゆかりの地に昭和天皇の御聴許により創建されました。
『拝殿より本殿を望む』(近江神宮;by NikonD700)
『拝殿より山門を振り返る』(近江神宮;by NikonD700)
神宮参拝の後、同社境内にある『時計館・宝物館』を見学しました。
同館は昭和38年に我が国唯一の『時計博物館』として開館し、平成22年4月1日にリニューアルオープンしています。
1階は『漏刻(水時計)』を始め古今東西の珍しい古時計(櫓時計・線香時計など)から、時計メーカーから奉納された最新腕時計までを、2階には近江神宮ゆかりの掛け軸、衝立画などの名品が多数展示されていて中々勉強になります。
(※1)『献書祭』←詳細は左記をクリックして近江神宮ホームページで
・日時;平成22年8月22日(日) 午後1時~午後2時30分
・会場;近江神宮
大津市神宮町1-1 /TEL;077-522-3725
≪展示会≫
・展示期間;平成22年8月18日(水)~8月31日(火)
・展示場所;近江神宮外拝殿回廊
・時間;午前9時~午後4時30分
『近江神宮MAP』
◆会写連仲間と京都舞鶴・秋の古寺を訪ねて [神社・仏閣]
◆地元栗東ぶらり旅;金勝寺(こんしょうじ) [神社・仏閣]
『地元栗東ぶらり旅』第二弾は、金勝山(こんぜやま)、『金勝寺(こんしょうじ)』です。
栗東市南部に位置する金勝山は、奈良時代から湖南仏教の拠点として大いに栄えた地域といいます。
この金勝寺も今まで何度か訪れていますが、今回も定番の参道から見た金勝寺山門の写真となりました。
秋にもなると山門の奥に見えるもみじが色づき、華やかな色合いを添えてくれますが、この時期の新緑風景は何度写真にしてもお気に入りの風情です。
◆さらに記事ご覧になりたい方は、“続きを読む”を開いてください。
◆近江・湖南三山/観音の道をたどる [神社・仏閣]
・・・『湖南三山』;3月22日(土)・・・
国宝の指定を受けている本堂は、その堂々たるスケールに圧倒される。
元々は和銅寺(和銅年間、708~715年に創建)といい、延暦九年(790年)に最澄によって中興され、善水寺と改められたという。
本尊の国宝・木造薬師如来坐像は秘仏であり、次いつ開帳があるかわからず、見ることはかなわないが、その他多くの重文級の仏像が本堂に集められており、中々壮観ではある。
もちろん本堂内は撮影禁止であり、ブログで紹介は出来ませんが、一人で訪問したにも関わらず、僧侶の丁寧な案内・紹介を受けることが出来ました。
なおいわゆる『湖南三山』と呼ばれる他の二寺、『長寿寺』、『常楽寺』も併せて訪れたので、続きに紹介します。
◆さらに記事ご覧になりたい方は、“続きを読む”を開いてください。