SSブログ

◆近江・湖南三山/観音の道をたどる [神社・仏閣]

・・・『湖南三山』;3月22日(土)・・・

国宝『善水寺』本堂 (甲西町)湖南三山IMG0001.JPG

国宝の指定を受けている本堂は、その堂々たるスケールに圧倒される。

元々は和銅寺(和銅年間、708~715年に創建)といい、延暦九年(790年)に最澄によって中興され、善水寺と改められたという。

本尊の国宝・木造薬師如来坐像は秘仏であり、次いつ開帳があるかわからず、見ることはかなわないが、その他多くの重文級の仏像が本堂に集められており、中々壮観ではある。

湖南三山IMG0002.JPG

湖南三山IMG0003.JPG

もちろん本堂内は撮影禁止であり、ブログで紹介は出来ませんが、一人で訪問したにも関わらず、僧侶の丁寧な案内・紹介を受けることが出来ました。

なおいわゆる『湖南三山』と呼ばれる他の二寺、『長寿寺』、『常楽寺』も併せて訪れたので、続きに紹介します。

さらに記事ご覧になりたい方は、続きを読むを開いてください。

国宝『長寿寺』本堂(石部町)湖南三山IMG0005-1.jpg

山号を『阿星山』と称し、良弁によって天平年間に開かれたという。

ここも本堂は国宝であり、今回は、時間の関係で本堂内部の拝観をしなかったが、次回ゆっくり拝観したいものでした。湖南三山IMG0006-1.jpg

参道の脇には多くの桜の木があり、季節には桜満開も楽しめそうでした。

国宝『常楽寺』本堂(石部町)湖南三山IMG0007.JPG

常楽寺も山号を『阿星山』と称し、和銅年間(708~715年)に草創されたそうで、本堂は国宝の堂々たるスケール感でした。

本尊は、重文の木造千手観音坐像というが、秘仏であり、今は拝観がかなわない。湖南三山IMG0008-1.jpg

ただし、本堂内には多くの仏像がまつられていて壮観である。

本堂内は案内ルートに沿って進むと、自動的に照明が点灯し、案内が無くても理解できるようになっている。

常楽寺境内にある、国宝三重の塔湖南三山IMG0009-1.jpg

今回、伊賀上野に向かう途上での短時間の訪問でしたが、この近辺には他にも国宝の宝庫ともいうべき古刹、観音像が多く存在しているそう(近江歴史回廊・近江観音の道より)なので、ときあらためて訪れたいものである。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。