◆カメラ設定による色飽和の違い(FinePixS3Proの場合) [カメラ機材]
先の記事でFinePixS3Proが色飽和に強いと投稿しましたが、果たしてどうだろうと思いながら、今回はFinePixS3Proについてカメラ設定のフィルムシュミレーションを変えて、赤い花で色飽和のテストショットをしてみました。
FinePixs3Proのフィルムシュミレーションモードの設定には、
①STD(スタンダード);人物、風景など幅広い被写体向けの標準モード
②F1(フィルムモード);プロネガ調をイメージしたスタジオポートレート用
③F2(フジクロームモード);リバーサルフィルム調に色再現する風景写真、自然写真用
の三種があり、私は風景写真を主体にしている関係で以前FinePixS3Pro保有時は常時F2;フジクロームモード設定でした。
今回は①、②の比較を試みて、赤や黄色の花など被写体そのものの彩度が高い場合において、色飽和防止の意味ではSTDモードが色飽和抑制に良いという結果となりました。
ただしSTDモードは、色再現性において私のイメージカラーとは違うややくすんだ色合いが再現しました。
全てJPEG撮影です。
『F2;フジクロームモード』 『STD;スタンダードモード』
今回あらためてFinePixS3Proのマニュアルをダウンロードしてみると、以前は購入直後から色々撮影ファンクションモードがあるにもかかわらず、全てを最高モードに設定していました。
その後のNikonD300、700も同じでした。
その意味ではデジタル一眼機能をフルに使い込んでいるとは言えないことに今更ながら気がついた次第ですね・・・。
大判、中判フィルムカメラを主にしての併用と言う気安さでそうなっていましたが、デジイチも使う以上はもっとしっかファンクション機能を理解して使いこなしたいものと反省しています。
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