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◆地元栗東市金勝・九品の滝の雪景色 [自然・風景]
2月11日金曜日(建国記念の日)、朝目覚めて窓を開けてみると雪がちらちら降っていたので、急いで車に機材を積み込み、市内の観光地金勝(こんぜ)の古刹金勝寺と九品(くぼん)の滝(別名、井上の滝)へと向かいました。
このうちの『九品(くぼん)の滝』は栗東市のパンフレットなどにも出てくる市内の観光名所の一つですが、冬に訪れるのは初めての経験でした。
三つの滝からなる九品の滝は、上滝が10m、中滝が8m、下滝又は門滝が3mで、総高は約20mになります。
『九品(くぼん)』とは元々、仏教用語で住生に関する事を示していると言われています。
昔、大名の側室が近くの観音寺に尼として住みはじめ、時折、滝を訪れて「井上の 滝の響きはさながらに 九品浄土の楽とこそきけ」と和歌を詠まれた事から、この滝を九品の滝と呼ばれるようになったということです。
『九品の滝の碑』(入口の駐車スペース;by NikonD700)
『続く流れの滝の音-2』(by NikonD700)
『主滝の激流-1』(by NikonD700)
『主滝の激流-2』(by NikonD700)
パンフレットなどで公開されている滝の写真は手すりを乗り越えて滝の岩場に入って撮ったもので、アマチュアカメラマンとしてはマナー上その構図の写真が撮れません。
でもそこからでないと上段、中、下段と流れる20mばかりの滝の全景は撮れません。
実は二、三年前にもこの滝を訪れていますが、最上段の見晴らしまで登る岩場の道にある鉄製の手すりが朽ちていて非常に危険な状態にあったので、市役所の担当部署まで出かけて、観光地としてあるまじきことと改善を申し入れたことがありました。
栗東市民として恥ずかしいとの思いからでしたが、その後朽ちた手すりを見るのが嫌で訪れていませんでした。
今回出かけて最初に確認したのがこの手すりでしたが、新調の丈夫な手すりに改修され、安全性が確保されていたのでホッとしました。
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