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◆雪の大津市・仰木の棚田に変化の兆し? [棚田・風景]
昨日10日(祝)、浮御堂に続いて訪れたのは、お馴染みの大津市仰木の棚田でした。
仰木の棚田は、琵琶湖を望む里山にアトリエを構える写真家『今森光彦』氏の執筆本『里山を歩こう
』(岩波新書)で紹介され、以来毎年、春夏秋冬四季を通じて訪れていますが、今回もせっかくの雪景色をと思って車を走らせました。
さて現地に着いて驚いたことは、有名な『馬蹄形の棚田』に建設機械が3台も運び込まれていることでした。
ついにこの棚田にも圃場整備の手が入り、昔ながらの棚田風景が方形の棚田に変化するのでしょうか?
もしそうだとするなら、今回の撮影が馬蹄形の棚田を写す貴重な最後になるのかも知れません。
現場は期待の残り柿も全く見られず(ここ2、3年全く見られない)、白一色の世界でした。
『馬蹄形の棚田から一本桜を望む』(by NikonD700)
写真を撮るだけの棚田ファンは、勝手に、気軽にその風情が消えることを惜しみますが、それを耕作し稲を育てる農家の皆さんにとっては大変な労力だろうと思います。
そんなこともあって、棚田を守り育てる会と言ったボランティア活動、棚田オーナー制度など、棚田保存の活動も広がっているようですが、それも限界になってきているのかも知れませんね。
日本の原風景、里山風景の行く末を案じながら、雪の仰木を後にしました。
こんばんわ。
本当にどうなるのでしょうか?
Rの付いた素晴らしい馬蹄形棚田、私の好きな棚田だけに心配です。冬景色を取りたいのですが、雪道の経験がなくどうしても億劫になります。
by H.Kmr (2011-01-13 22:01)
本当に無くなるのでしょうかね?
原風景が消えて行くのはさびしいです。
雪道は冬タイヤの装備さえしておけば思うほど大変ではないと思いますよ。
思いきって出かけられたら如何ですか?琵琶湖周辺ぐらいなら雪もそう深くないですから大丈夫でしょう。
by ダイナミック・ヒデ (2011-01-13 22:22)
こんばんは。そうですね、棚田がどんどん無くってゆきますね。日本の風景が消えてゆくと言ってもいいかも? 私が撮り続けている三河の風景も5年ほど前と比べると田園風景が少なくなってきました。昨年撮らしていただいた田んぼのおじいさんが高齢化のために5年もたったらこの風景は無くなっているよ、とのことです。
大判カメラで是非残しておきたい風景です。日本大判写真展が2月から始まります。お時間があれば是非ご覧ください。詳細は、http://www.PhotoAm.com/ です。名古屋展も今年は開催されます。
by PhotoAM (2011-01-15 20:30)
PhotoAMさん!
今年もよろしくお願いします!
大判写真展は、ぜひまた見学させていただきます。
また、少なくとも滋賀の棚田風景は、今年しっかり計画して大判カメラで絶景を収めておきたいと思い、今から構想を練っておきます。
by ダイナミック・ヒデ (2011-01-15 23:23)