◆雪の堅田・近江八景-浮御堂を訪れて [風景写真]
なぎさ公園の菜の花を撮った後、琵琶湖大橋を渡って堅田の『浮御堂』を訪れました。
近江八景「堅田の落雁」で名高い浮御堂は、寺名を海門山満月寺といって、平安時代、恵心僧都が湖上安全と衆生済度を祈願して建立したとい言います。
現在の建物は昭和12年の再建によるもので、昭和57年にも修理が行われ、昔の情緒をそのまま残していて、境内の観音堂には、重要文化財である聖観音座像が安置されています。
想ったほどの雪が無くて期待通りの写真とは行きませんでしたが、久しぶりの雪の浮御堂となりました。
以前にも紹介しましたが、庭には『錠(じょう)あけて月さし入れよ浮御堂(芭蕉)』の句碑があります。
芭蕉翁が元禄4年の仲秋の名月の翌日、十六夜(いざよい)に月見の宴をされ詠まれた句とのことです。
なお境内には他にも芭蕉、虚子などの句碑がいくつかあり、歴史を語ってくれています。
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