◆滋賀県書道協会“書のパフォーマンス”を見学して [書・絵画]
9月27日(日)、社団法人『滋賀県書道協会』の“書のパフォーマンス”を見学しました。
このイヴェントは同協会トップの先生お三方の公開による揮ごうパフォーマンスでした。
↓大田左卿特別顧問『琵琶湖周航の歌』(CanonPowerShotG9)
滋賀県、草津イオンモールのイヴェント・ホールに掲揚された大田先生の作品です。
大田左卿先生は滋賀県出身の書道家で、教員生活を皮切りに日本の書道界で活躍、さらに多くの役職も歴任され、数々の功労賞を受賞されるなど輝かしいご経歴の持ち主です。
また、平成18年には『旭日双光章』を受勲されています。
まさしく滋賀県だけでなく、日本書道界の重鎮と言え、今も昭和2年生まれのご高齢を感じさせない若々しく生気あふれる先生で、直接お話ししたことはありませんが、私なども憧れの先生ですね。
最初は北川先生のまさしく琵琶湖にふさわしい『湖』一字の揮ごうで、途中での墨継ぎもなく、一気に書き上げられた作品です。
北川先生は、現在の協会理事長です。
↓池田哲也特別顧問『愛燦』(CanonPowerShotG9)
池田先生の作品は、二文字であることからも途中何度かの墨継ぎをされながら書き上げられた力強い作品です。
後の挨拶でもありましたが、美空ひばりの『愛燦々』に因んでの作品でした。
↓大田左卿特別顧問『琵琶湖周航の歌』(CanonPowerShotG9)
滋賀県民にとって最も親しくポピュラーな、『我は湖の子 さすらいの・・・』で始まるこの歌を一番から三番まで、堂々と書き続けられています。
私は二階席からの見学でしたが、近くにいた女性が思わず『さすが大先生!』と言葉を発していました。
イヴェントの最後に、三先生そろい踏みでの記念撮影風景です。
このイヴェントは大盛況で、ホールの一階はもちろん、二階席、三階席、さらには四階席まで見学者で埋まっていました。
■因みに、私は滋賀県書道協会“初段”の資格を持っていますが、一昨年から一年半ほど滋賀県書道協会会員である家内主宰の書道教室に趣味の一環として通い、最低限の有段者となったことを機に、多忙を口実に現在は休講中です。
すぐ近くで、パフォーマンスが見られるなんてうらやましいです。
ちょっと精進されて、上の段を目指されてはいかがでしょうか?(余計なお節介ですね)
by お昼寝大好き (2009-10-01 15:24)
お昼寝大好きさん!
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り精進すれば良いのですが、あまりにもやることが多すぎて、少し食傷気味のところもありましたので、一旦は休講としました。
やっぱり写真がメイン趣味でもありますしね・・・。
by dynamichide (2009-10-01 17:23)