◆東北フォト旅;松代・松之山の棚田を訪ねて(2) [棚田・風景]
松代・松之山(新潟)・・・6月19日(木)~20日(金)
新潟棚田シリーズの2回目で、松之山の棚田を紹介します。
雨上がりのため雲の切れもあまり良くなく、期待通りというわけには行きませんでしたが、遠くの山並みに残る雲海と雲間からもれる斜めの条光が印象的でした。
上の写真と同じポイントの前日午後の風景です。
植えたばかりの早苗の田んぼに水がしっかり溜まっていて、お百姓さんの安堵の顔がうかがえるようでした。
◆さらに記事ご覧になりたい方は、“続きを読む”を開いてください。
かやぶきの民家があり、同行のF.氏が自ら運転する車窓で見つけ、直ぐに現地に直行しました。
家の中には何か家事をしている人影も見えて、少し遠慮しながら古い民家の懐かしい情景を撮らせていただきました。
早さだけが求められるような現在に、このような“ゆっくり”した営みを目の当たりにして、何かしら心が洗われるようなそんな気持ちになっていました。
仲間同士では“天水=てんすい” と呼んでいましたが、今回それが“あまみず”の誤りであったことを知りました。
現地がかなり高いところにあり、その風景も天に近い“てんすい”のイメージで捉えていましたので、違和感は無かったのですが・・・。
でも、“天から授かる水”を大切にするという、先人のこころが地名となっているのでしょうか、とっても印象的な地名であり棚田風景でした。
ここも3度目の訪れです。
まだ雪が残っている時、新芽が芽吹きはじめた時、そして今回の新緑豊かな時でした。
美人林のブナは結構写真の撮り方が難しく(?)、今までこれといったお気に入りがありませんでした。
でも今回は、雨に濡れた地面の枯葉と明るい光を受けた新緑とがうまくマッチし、結構情緒的な写真を撮らせてくれました。
コメント 0