◆私の大判写真シリーズ;湖西の棚田百選“畑”の雪景色 [自然・風景(中・大判)]
今月は、一度琵琶湖周辺の雪景色の撮影に出かけたきりで、写真をメインとするこのブログの更新ネタが無かったのですが、先日『デジイチD700』で紹介した“畑の棚田”(滋賀唯一の棚田百選)の大判写真版を紹介します。
小さな写真ではその差はあまり目立たないと思いますが、新雪のきめ細かな描写はやはり大判フィルム写真の世界だと思えてきます。
純白の棚田(ToyoField45AⅡ+NIKKOR-W 180㎜、1:5.6)
真っ白な新雪を描きたいため、手前の雪の部分をスポット測光して露出を決めています。
もちろん手前の雪と遠景の山の木々の両方にピントを合わせるため、大判カメラ特有の“アオリ”機構を使っています。
絞りはf64まで絞りました。
純白の棚田‐2(ToyoField45AⅡ+FUJINON‐W 250mm 1:6.3)
先の写真と同じポイントでレンズのみ望遠に交換して純白の雪模様をクローズアップしました。
さらに新雪表面のきめ細やかさが表現できていませんか?
最近の撮影は、デジイチ(D700)とロクナナ(PENTAX)、そしてシノゴ(ToyoView)を車に積み込んで出かけますが、ここぞという風景に出会えた時はやはりシノゴで抑えています。
そして、シノゴで思う写真が撮れた時が最も満足のいく瞬間なんです。
また随時大判写真の世界を紹介していきます。
なお、公開した写真は、エプソンGT-X970でフィルムスキャンしています。
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