◆今年初めて撮影の写真を公開（近江雪景色）

自宅のパソコンに向かうことの多い日が続いていましたが、気晴らしの意味もあって、今年初めて、雪景色を求めて琵琶湖・湖西に車を走らせました。

今日の撮影ルートは、琵琶湖大橋を渡り、最初に大津市“仰木の棚田”を訪れ、次いで高島市マキノの“畑の棚田（棚田百選）”へ、さらに足を延ばして同じ高島市マキノの“在原（ありはら）”でした。

比良の峰雪（ＮｉｋonＤ７００）

比良の峰に雪があることを想定して、いつもの馬蹄形の棚田とは異なり反対側に回ってみました。

仰木の棚田は思いのほか雪が少なかったのですが、空はきれいに晴れて空気も澄み、遠くに比良冠雪が望めました。

仰木残り柿（ＮｉｋｏｎＤ７００）

以前、今年の残り柿は少ないと紹介していましたが、少ないながらも、比良の峰が遠望できる所に残っていました。

厳しい２００９年の幕開けですが、こんなのどかな風景を眺めていると、なぜか心が和みますね。

仰木の棚田は、また今年も通い続けることでしょう。

雪深き棚田（ＮｉｋｏｎＤ７００）

滋賀県でただ一つの百選に選ばれた棚田ですが、雪の畑は初めての経験でした。

私のお気に入りでおなじみのアングルですが、純白の新雪が陽ざしにキラキラと輝いていました。

棚田雪模様（ＮｉｋｏｎＤ７００）いつも棚田の上の方に登って撮影するのですが、ここは比較的下方にあるちょっとした駐車スペースから見た雪の棚田風景です。

雪の無い時はそれほど気に入っていなかったポイントなのですが、陽が射しているところと影とがきれいな模様を描いていました。

在原の里（ＮｉｋｏｎＤ７００）

歌人『在原業平』が晩年隠遁した地と言われていて、その墓もあるという。

茅葺の民家も残っていて、今日も岐阜や愛知ナンバーの車で観光に訪れる人もいました。

業平の歌（百人一首）；

「ちはやぶる　神代もきかず　龍田川　からくれなゐに　水くゝるとは 」

 

 

雪の渓流（ＮｉｋｏｎＤ７００）

在原集落へ向かう途上の県道沿いにある渓流の雪景色です。

このあと、琵琶湖・湖北を回り、湖東を経て自宅に向かいましたが、後半はそれほど雪もなく、思うような撮影ポイントに巡り会えませんでした。

また期待していた湖北町の白鳥もなぜか一羽も見当たらず、心残りもありましたが、今年初の撮影行としては、雪の後の好天に恵まれて、昨年の吹雪の中の雪景色とは一味違う撮影ができました。

コメント 4

好天気の中の棚田や残り柿も又風情がありますね。
又素敵な写真を期待しています。白鳥も撮れたら良いですね。
by お昼寝大好き (2009-01-18 16:41) 

ご無沙汰いたしております。
湖北の雪深さとたたずまいが伝わってきます。
中でも棚田の雪模様は冬ならではの造形美を
かもし出されるものですね。感動しております。
次回の作品を楽しみにいたしております。
by 前田昌彦 (2009-01-18 21:00) 

前田様；
コメントありがとうございます。　今年に入ってからあまり撮影ができていませんが、季節の風景を追いかけたい希望だけは持っています。雪景色は近場でもゲットできますので。
by dynamichide (2009-01-19 21:38) 

お昼寝大好き様；
コメントありがとうございます。
琵琶湖湖南に位置するところからは、少し足を延ばしたら雪景色がゲットできますので、この冬も色々狙ってみたいと思っています。もちろん白鳥も！
また新しい作品が撮れたら紹介します。
by dynamichide (2009-01-19 21:44)