◆会写連フォトツアー・九州の旅(蕨野の棚田) [棚田・風景]
2年ぶりに九州の棚田を訪れました。 会写連仲間の車に乗せてもらってだからこそできる、長距離にまたがる本当に有意義なフォトツアーでした。
いつもながら、こういった写真仲間のいることに感謝しています。
この九州フォトツアーシリーズの投稿も三つ目になりますが、棚田については今回を含めて都合4回に分けて投稿します。
■最初は、佐賀県『蕨野(わらびの)の棚田』です。 ←クリック!
この蕨野の棚田は、私にとっては今回が初めての訪問でしたが、仲間“Fukuoka”氏の下見があってこそ可能となったものでした。
いくつかの急勾配の谷あいに広がる棚田の、城郭とも思えるスケールは実に見事と言うしかありませんでした。
急勾配だからこそ、田んぼの面積を確保するために高い石垣を必要としたのでしょうが、どうしてこんな高いところへ、こんな大きな、膨大な量の石を、運び上げ、積み上げたのか、先人の農耕に対する執念というか、熱い想いのほどに感じ入るばかりでした。
昨今、日本の食に関する問題が取りざたされていますが、現在の我々は、この先人のあくなき想いをどこに置き忘れてきたのでしょうか?
ただ写真を撮るだけでは申し訳ない、そんな気持ちにさせられるひと時でした!!
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アクセスは、国道203号線から県道32号、さらに県道315号を南下する。
正面から撮ったものですが、人を入れてその高さを表現すべきだったでしょうか? 写真では、十分語り切れませんね。
まさしく城壁を思わせ、“大手門をくぐり・・・”などと表現しても違和感のない、石垣が見事な棚田の風景です。
蓮華、菜の花、耕す前の棚田は花園のようでした。 こんな棚田が延々と高地に広がっていましたが、高いところから順次耕されるのでしょうか、中腹に差し掛かると草花はすでに刈り取られていました。
広角レンズを装着したS3Proでスケール感を考えて撮影しました。
逆光で撮影したため、少しゴーストが入っています。
元データはかなり眠い写真になっていましたので“CaptureNX”のトーンカーブで少し補正しています。
農地を耕す人を点景で入れましたので、城郭を思わせるスケール感、納得いただけたでしょうか?
■次回は、長崎県の棚田を紹介します。
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