◆中山道守山宿は我が住まいの近く [史跡・旧跡]
自宅から数十メートルのところを街道『旧中山道(なかせんどう)』が通っている。
さらに1.5Kmほど旧街道を北東に歩くと、すでにそこは中山道67番目(中山道は六十九次あります)の『守山宿』です。
一昨日、NikonD300を肩に、その『中山道・守山宿までの旅』を実行しました。
遠くに写真を撮りに行く旅が多いのに、この身近な旅は殆どありませんでしたが、健康のための散歩程度に歩いてみました。
この一里塚は、滋賀県で唯一現存するそうで、自宅を出てまず最初に出会う史跡です。
三十数年今の地に住まいしながら、ここまでしっかり確認したのは今回が初めてでしたが、昔の旅人にとって、一里塚の意味は大きかったのでしょうね。
【 東門院(守山観音) 】*クリックしてください*
一里塚を過ぎて、右手に日蓮宗の本像寺を見ながら数百メーター進むと左手に写真の東門院の山門が見えてくる。
東門院とは、比叡山の東門として建立されたのが始まりと言われる天台宗の寺院である。
山門には、一対の仁王像もあり、歴史の古さを物語っている。
中庭には大きな銀杏の木があり、その内の1本は守山市で最大の銀杏だという。
今回はすでに葉が落ち、黄葉が見られなかったが、来年は黄葉の頃に訪れてみよう。
また、銀杏の大木の下には石造の五重の塔があり、来年は銀杏の黄葉とのツーショットが楽しみだ。
右中山道、左錦織寺と彫られている。
街道沿いでふと見つけた鮮やかな色合い。江戸時代には無かっただろうと思われる真っ赤な花が、私の旅に色を添えてくれていました。
その他、街道沿いには古い井戸跡、天満宮など史跡名勝が多く存在し、写真も二十数枚撮ったが、もっとじっくりと、何度も、そしてゆっくり歩いてみたい守山宿でした。
ご無沙汰いたしております。宿場町の旅、非常に感銘いたし、拝見させていただきました。私もそうですが、今まで見過ごして通ってきた道に新たな発見をされたところに心打たれました。以前、私も「近鉄伊賀線みちくさの旅」と題して近くを再発見したときの感動がよみがえってきました。身近なところに目を向けることの大切さを再認識させていただきました。
by 前田昌彦 (2007-12-15 22:50)
コメントありがとう。
まだまだ、何か迷いながらの写真ですが、その中でも一つ二つは重点、こだわりテーマを持ちたいと思っています。
例えば、中山道六十九次の写真でも撮れたら素晴らしいですね!
例えば、『琵琶湖周遊歩き旅』なんてのもいかがでしょうか?
4×5は、歩いてはムリですが・・・。
by dynamichide (2007-12-16 10:06)