◆近江湖西の花の寺・興聖寺の藪つばき [花風景]
5月ゴールデンウィークに風邪を引き、めざす近江湖西、朽木の花の寺『興聖寺(こうしょうじ)』、藪つばき落花風景の写真を撮り損ねたと思いましたが、2週間遅れの先週訪れてみました。
落花の盛りも過ぎ、池の水面に浮かんだ藪つばきの花も、すでに色あせたものもありましたが、鮮やかな赤い花もあり中々の風情でした。
この寺の庭は『足利庭園』とも呼ばれ、享禄元年(1528年)第12代足利将軍、義晴(よしはる)が戦乱の京都から朽木氏を頼って来たときに、その将軍を慰めるために作られたと言われています。
今年は少し時期を失しましたが、来年こそは落花盛んの時期を目指したいと思います。
因みに、秋の紅葉風景もいいそうです。
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上の椿の木にはほとんど花はなくなり、最後の花が緑に苔むした庭に散り、鮮やかな彩りを添えていました。
午前の陽光が木洩れ日となって庭に射し込み、侘びの世界か曼荼羅の世界か、なんともいえない雰囲気をかもし出していました。
小さな滝、めぐる川で構成された『足利庭園』には、かなり大きな椿の木があり、中には白い椿もあるようでした。
満開の椿の様子もさることながら、庭園の地表一面に敷き詰められた紅白の椿の花が、目に浮かぶようでした。
今回の撮影は、NikonD300とMamiyaRB67ProSDに絞り、4×5は次回(来年)に期待、楽しみを残しておきました。
興聖寺の帰路、朽木から京都に向かう街道、すなわち『鯖街道』(国道367号線)沿いに見つけた風景です。
なぜか、この鯖街道沿いには『しゃが(射干・著莪)』の花がいたるところで咲き誇っていました。
木洩れ日による自然光でライティングしての撮影で、暗い背景がしゃがの花を浮かび上がらせてくれました。
■実はこの日の午後、もう一つの趣味の世界、書道教室があって午前中だけの急ぎ旅でしたが、新緑の鯖街道、または国道を外れての森林の世界、ブナ林など、じっくり走りたいところでした。
高島の敷き椿のお寺良い雰囲気ですね。
高島市もフォトコンが有りますので応募如何ですか?
私も今年教えていただいて初めて応募してみましたら入選させていただきました。
http://www.d9.dion.ne.jp/~t-kankou/img_photo/2007/photo2007.html
高島にも棚田風景が有り『畑の棚田』も棚田百選にも選ばれているそうですよ。
http://www.city.takashima.shiga.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1140770596072&SiteID=0
by 琵琶ひげ (2008-05-30 19:00)