◆盛況裡に終えた『書と写真の二人展』(大津市歴史博物館;その1) [写真展]
準備から本番、そして後片付けと本当に多忙な日々でしたが、ようやく一息つけた状態というところで、その振り返りを兼ねてブログ更新に手がつけられることとなりました。
『書と写真の二人展』の名は、当然コラボレーションであろうと思われた方も多かったようでしたが、コラボらしいものは冒頭に展示した写真作品No.1の『峰より高く』と、この作品に添えた家内の書『跳ね音』のみでありました。
写真作品『峰より高く』と書作品(俳句)『跳ね音』のコラボレーション
写真作品の撮影地;滋賀県守山市 なぎさ公園
【作品解説】
比良の峰と寒咲きハナナ(花菜)をデジタル一眼で撮影をしていた時、湖畔の土手の上にふたりの女児が現れ縄跳びを始めた。
日頃、殆ど人を入れない私が、迷わずズームアップし、その紅白の服を着た女児をうまく風景の中に撮り込もうと何度かシャッターを切ったが、二人とも飛び上がった瞬間はこの一枚だけだった。
この作品は、カメラのキタムラフォトコンで入賞し、その後「板見浩史」氏著の「フォト五七五入門」(デジタルカメラマガジン誌)に同氏の俳句つきで採用された。
その時詠んでいただいた俳句は、
1)輝ける峰よりはるか雪消水
2)跳ね音やお山に届け里の春 ←コラボした書作品
の2句でした。
『会場入り口から望む風景』
右側と正面の壁面二面が写真作品展示コーナーで、右側には全紙サイズの作品13点を、正面には全倍作品6点を展示しました。
都合4日間の展示でしたが、トータル約500名超の方々にご来場いただき、二人では全ての方々に均等にご案内することも適わず、失礼した方も多かったようでした。(申し訳ありませんでした!)
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