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◆67フィルムスキャンのピント合わせ(Epson GT-X970) [写真テクニック]

フィルム写真のデジタル化は、ブログへのフィルム写真投稿のみならず、半切や全紙への大伸ばしコストパフォーマンスの面から私には必須のテーマです。
そのため、私自身のフィルムスキャン専用として購入したスキャナが『EPSON GT-X970[雷]でした。
このスキャナはフラットベッドスキャナと言われるタイプで、フィルムスキャン専用ではなく、一般的な原稿スキャンも出来るタイプです。
特に用途の多かった大判4×5フィルムスキャンは満足していましたが、ブローニーフィルム(ポジ)のスキャニングについては、画像の仕上がりに満足できず仁いました。
それはスキャン時のピント合わせの問題だと推察されましたので、今回改めてGT-X970のピント調整を行ってみました。

EPSON GT-X970[雷]』(Epson ホームページより)
スキャナGT-X970.jpg

『ブローニーフィルムホルダー』(裏面)
67スキャンホルダー.jpg
スキャン時にフィルムを装着するホルダーです。
その裏面に本体の原稿台(ガラス)面とフィルム間の距離を調整するスペーサが付いていますが、これでスキャン時のピント合わせ最適値を選べます。

『ピント合わせ用スペーサ』(画像の下部に見える矢印マークのついた長方形のパーツ)67スキャンホルダー2.jpg
スペーサによるピント調整は、原稿台に対するフィル面の高さ調整によって行いますが、
 ◆スペーサを外した状態が最も低い(フィルムが原稿台に最も近い)
 ◆矢印を〇マーク方向(〇)にセットした場合が中間の高さ
 ◆矢印を+マーク方向(+)にセットした場合が最も高い(フィルムが原稿台より最も離れる)
ようなります。

『実際にスペーサを3段階にセットしてスキャン』
67スキャンピント調整DSC_6506.jpg
3段階でピント調整し、どのセットが最もピントが合っているかをA4写真用紙にプリントしてチェックしてみました。
【結果】
非常に微妙ですが、プラス(+)セットが私の所有機では最適のピントと思えました。

フィルム派カメラマンのためのスキャナー入門[雷]』(CAPA特別編集)
スキャナ入門.jpg
本誌は、市販されている各種スキャナのフィルムスキャンに関する紹介と、使用上のポイントがしょうかいされています。
これからフィルムスキャンを考える方への参考に紹介しておきます。

今回の結果から、今後ブローニーフィルムスキャンによる大伸ばしもやってみて、その出来栄えを再確認したいと思っています。


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Takeuchi

気がつきませんでした。試してみます。
by Takeuchi (2010-10-16 06:19) 

ダイナミック・ヒデ

Takeuchiさん!
どれがベストかも結構微妙でした。
あとは自身の主観でしょうか?
ところでこの際、従来67(69)スキャン時は2400dpiでやっていましたが、今回は3200dpiでやってみました。
因みに4×5は1200dpiでやっています。
by ダイナミック・ヒデ (2010-10-16 23:49) 

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