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◆掛け軸表装と写真のコラボレーションその後 [篆刻・表装]

ブログ開始の2ヶ月前の今年4月から、NHK『趣味の表装講座』受講を始めて、すでに9ヶ月が経過しました。 と言っても1回/月の講座ですから、それほど密度の濃いものではありません。

一昨日、本年最後の講座に出向き、軸装の『ハガキ掛け』を2個完成させましたが、講座を通じて作成した軸装の3、4個目の作品です。表装DSC_1109.jpg

ちなみに1、2個目の軸装は『色紙掛け』でした。

ハガキ掛けと言っても、私としてはハガキサイズの『写真掛け』を意識しており、今回は形としては完成しましたが、写真掛けとしてのデザイン(生地、構成、色合いなど)に付いては、さらに自分なりに完成したものを求めていくとともに、書とのコラボもこだわっていきます。

この軸装は、鎌田敏輝(クリックしてください)氏(私が受講しているNHK講座の先生)が提唱されている『入門・クラフト表装』によるものです。

現在は、裏打ち用の粘着シート利用による技法を習っていますが、ぜひ伝統的な糊を用いた方法まで習得したいと考えています。

今回は、ハガキサイズの写真縦型、横型両方を対で作成しました。表装DSC_1111.jpg

表装DSC_1114.jpg

どちらも、生地のあわせ部分に挿入ポケットが作ってあり、そこにはめ込むだけの簡単なものです。

上部の“八双”、下部の“軸”ともに、共布を巻き込んで仕上げています。

もちろん上部の環、紐ともに軸装として正式なものを用いています。

挿入している写真は、Dscf1121Dscf18491

◆横;志賀高原渋峠の朝『峠の夜明け』(早朝の雲海)

◆縦;白山スーパー林道の姥が滝『絹引く秋』


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